①以下の項目に当てはまる方はMRI検査を受けることができません。
・心臓ペースメーカを装着している
・人工内耳を装着している
・体内で金属物が移動する可能性がある(ステントフィルター挿入後8週間以内、眼内金属など)
・妊娠中または可能性のある方
②以下の項目に当てはまる方はMRI検査を受れない場合があります。
→ 別紙(問診票)
(1)性経験のない方は、子宮頸がんの発症はほぼご心配ありません。
⇒子宮頸がんは、ヒト・パピローマウィルス(HPV)というウィルス感染が原因で引き起こされます。このHPVは性交渉により感染します。
HPVに感染しても多くの場合は、免疫力によってHPVが体内から排除されます。HPV感染の大半は自然消失しますが、約10%の人では感染が長期化(持続感染化)します。
HPVが持続感染するとその一部で子宮頸部の細胞に異常(異形成)を生じ、さらに平均で10年以上かけ、ごく一部の人が異形成から子宮頸がんに進行すると言われています。
そのため、例え婦人科の症状がなくても、性経験のある方は定期的に検診されることをおすすめします。
(2)生理中(初日~4日目まで)は受診できません。生理5日目以降、出血が少なければ受診できます。
(3)前日のお風呂での膣の洗浄は避けてください。
(4)服装はなるべくスカートでお願いします。
(5)細胞をこすりとるため、出血することもあります。
健康診断実施日の3日前から採便できます。2回取られる方で、1回分しか取れなかった場合は、1回分だけで構いませんので冷暗所に保管してご提出ください。なお、採便容器の説明文をよくご確認ください。
妊娠中・妊娠の可能性のある方・授乳中の方で受けられない検査があります。下表をご参照の上、当日受付に申し出るか、事前にご連絡ください。
胸部X線 検査 |
胃部X線 検査 |
胃部 内視鏡検査 |
マンモグラフィ検査 | 乳房 超音波検査 |
子宮頸部 細胞診 |
|
妊娠中 | × | × | × | × | ○ | × |
妊娠の 可能性あり |
× | × | × | × | ○ | △(※2) |
授乳中 | ○ | ○(※1) | ○ | × | ○ | ○ |
(○:受けられます×:受けられません)
※1:授乳中のお母さんが、胃部X線検査後の下剤を内服することで、赤ちゃんがごくまれに下痢を起こすことがあります。
※2:妊娠の可能性がある場合の子宮頸部細胞診は、当日問診を行った上で判断させていただきます。
はい、受けられます。しかし、尿検査・便検査では、潜血反応が出ることがあります。乳がん検診では、個人差もありますが、ホルモンの関係で乳房が張って痛むことがあります。子宮頸がん検診(細胞診検査)は、生理5日目以降、出血が少なければ受診できます。健診当日、スタッフに「生理中」であることをお申し出ください。すべての検査を同一日で実施するため、あらかじめ健診受診日は生理日を避けた日を予約されることをおすすめします。
はい、あります。中性脂肪や血糖の値は、食事によって上昇しますので、できましたら検査直前の食事はお控えください。
上記の質問に加え、食事に関してもご説明いたします。下表をご参照してください。
食事 | 水・お茶 | 現在、服薬中のお薬のある方 | |
胃部X線検査 | ●午前受診の方: ⇒受診前日の夜9時以降より絶飲食でお越しください。 ●午後受診の方: |
●午前受診の方: 何も飲まずにお越しください。ただし、当日、服薬のある方は少量のお水でお飲みください。 ●午後受診の方: |
●受診当日のお薬は、飲んでもかまいません。しかし、胃部検査時に胃の内部に薬が残っていると、正確な検査ができません。そのため、朝飲む予定のお薬(空腹時に内服してもよい薬)は、朝6時頃に少量のお水で飲むことをおすすめします。 また、当日の服薬についてご不明な場合は、かかりつけの医師にご相談されることをおすすめします。 |
胃部内視鏡検査 | ●受診前日の夜9時以降より絶食でお越しください。 | ●受診当日は、水に限り、少量なら飲んでいただいて結構です。 | ●高血圧の薬を内服中の方に限り、少量のお水でお飲みください。また、現在服薬中の薬がありましたら、受診当日にお薬の一覧表か現物をお持ちください。 |
当日、体調がすぐれない場合や感染症などにかかっている場合は、検査に適した状態ではありませんので、健診日を変更して、後日改めて受診されることをおすすめします。